食事療法を正しく理解!糖尿病食におすすめの宅配弁当も徹底リサーチ!
糖尿病の人に向けて、おすすめの洋食献立を紹介しているページです。
糖尿病の食事には、不向きな点が多い洋食。以下のデメリットには、くれぐれも注意していかなくてはなりません。
【糖尿病の食事には要注意!洋食のデメリット】
いかがでしょうか。家庭での自炊ではなく、外食で洋食を選ぶ際には、特に注意が必要となります。濃い味付けや大満足のボリュームなど、一般客のニーズを満たす要素がたっぷりと含まれているわけですから、糖尿病患者の食事に適するはずがありません。
とは言え、日本人の食生活から洋食を排除することは、すでに不可能です。和食中心の食事を続けていても、時には洋食が食べたくなってしまうでしょう。その際は、以下の点に留意してください。
上記以外にも、留意する点はあります。例えばスープを注文する際、生クリームを使用するポタージュなどは、避けるのが無難。また肉ひとつとっても、部位によりカロリーは異なります。脂の多いロースやサーロインは避け、ももやヒレ肉を選ぶなどの知識を磨く必要があります。
日本人の食生活に雪崩込んできたのは明治以降と、歴史の浅い洋食。このため、日本人の体質はまだまだ洋食向けに変化しておらず、血糖値を下げるためのインスリン分泌力も、欧米人に比べて低くなっています。嗜好を満たすことばかりでなく、健康管理に配慮したレシピを考えていくことが大切なのです。
以下に、3つのおすすめ洋食献立をピックアップしてみました。それぞれのレシピについてカロリー数やタンパク質・脂質量などを記載しているので、ぜひ毎日の食事の参考にしてみてください。
彩りが綺麗で食欲もそそる♪お麩の使用によりボリューム感&満足感のある一品が完成します。
【データ】
カロリー243kcal、タンパク質18.1g、脂質11.8g、炭水化物16.2g、食物繊維2g、塩分1.3g
【材料(2人分)】
きぬごし豆腐200g、トマト(中)2個、ミートボール4個、ひと口大の焼き麩6個程、ツナ缶(ライト)80g、トマトソース80g、ピッツア用チーズ大さじ1杯、マヨネーズ小さじ2と1/2
【手順】
①トマトのヘタをカットして逆側に浅い十文字の切込みを入れる。
②トマトを沸騰したお湯にサッとくぐらせて冷水に上げ、皮を剥く。
③焼き麩を水で戻して水気を取る。
④豆腐とトマトを1cm角に、ミートボールは4等分にカットする。
⑤ボウルに焼き麩とツナと④を入れ、混ぜる。さらにトマトソースを加えて混ぜる。
⑥耐熱皿に⑤を入れ、チーズ&マヨネーズを乗せる。
⑦220度に予熱したオーブンで焼いてできあがり。
ヘルシーなのに食べ応えもあって満足感が得られる一品。ご飯との相性もピッタリです!忘れずに野菜も添えて。
【データ】
カロリー219kcal、タンパク質14.5g、脂質12.2g、繊維1.5g、塩分1.2g
【材料(1人前)】
豚挽肉50g、玉葱40g、もめん豆腐40g、卵5g、パン粉5g、レタス20g、トマト30g、油2g、だし汁20ml、しょうゆ5g、低カロリー甘味料4g、塩・胡椒少々
【手順】
①玉葱をミジン切りにし、豆腐を水切りする。
②豚挽肉に①と卵、パン粉、塩胡椒を加えて練る。
③形をととのえて油を敷いたフライパンでほどよい加減まで焼く。
④しょうゆ・だし汁・低カロリー甘味料でタレを作っておく。
⑤お皿に盛り付けてタレをかけ、くし型にカットしたトマトとレタスを添えてできあがり。
おからを使った低カロリーメニューなのに食べ応えバッチリ!家族皆で楽しめる一品です。
【データ】
カロリー111kcal、タンパク質7g、炭水化物12.3g、脂質4.3g、食物繊維5.5g、塩分0.8g
【材料(2人分)】
キャベツ2枚、豚挽肉60g、玉葱(小)1/2個、おから大さじ4杯、ホールトマト缶100g、ナツメグ少々、塩0.6g、胡椒少々、水120cc/(味調整用)塩1.0g、カレー粉0.8g
【手順】
①玉葱をミジン切りにカットする。
②ボウルに①・挽肉・おからを入れてよくこね、塩胡椒とナツメグで味付けをする。
③キャベツの太い芯を取って②を包み、つまようじを刺す。
④鍋に③と水を入れて沸騰させる。
⑤沸騰したらトマト缶を投入してフタをし、20分ほど火を通す(弱火)。
⑥仕上げにカレー粉と塩で味を調整する。