食事療法を正しく理解!糖尿病食におすすめの宅配弁当も徹底リサーチ!

HOME/ よくわかる糖尿病の食事療法/ 糖尿病の味付けで気を付けるポイントは?食事療法の観点から説明!

糖尿病の味付けで気を付けるポイントは?食事療法の観点から説明!

病院で「糖尿病」と診断されたあとは、専門家による栄養指導のもとで定期的にチェックや健康診断が行われます。普段通りの食生活ではなく、糖質の過剰摂取や炭水化物の摂取を制限しながら、血糖値を下げていき、徐々に正常値に近づけていきます。自分の力だけで食事療法を続けるのは大変ですが、栄養士の指導にしたがい、食べ過ぎや偏った食生活などを見直していくことが、糖尿病を改善するためにもっとも効率的な方法となります。

食事療法では味付けに配慮する

糖尿病療法食の基本は、「バランスの取れた食事(内容)」です。主食だけでなく、主菜や副菜、汁物など食材を豊かに使い、栄養バランスにも配慮して食事を摂るようにします。また、糖尿病の食事はそこから一歩踏み込んで「味付け」にも配慮をする必要があります。メニューの中に含まれる塩分・糖分・油分の量に注意し、血液の質を改善していきます。

油ものを避けることで油分の摂取量を減らすことは可能ですが、塩分や糖分については加減が難しく、目分量で「濃いめ」に調味料をかけてしまう場合もあります。そこで、あらかじめ「スプーン小さじ2杯」など量を決めておき、そこから出ないように調味するようにします。

療法食におすすめの減塩&減糖方法

調味量をカット&コントロールすることは、「真剣に自分の病気と向き合おう」という強い意志が必要です。

しかし、糖尿病の患者さんが自発的かつ意識的に塩分や糖分を減らすのは、ある程度の慣れと、味の好みを変えるという覚悟が必要です。はじめから薄味で慣れられるという人は問題なくても、濃い味が好きという人にとっては、糖尿病用の食事は物足りなく感じられるかもしれません。

たとえば、しょうゆの回しがけを習慣にしている人が糖尿病に罹患すると、療法食に入っても「濃い味つけに慣れているから・・・」と考え、つい回しがけを行ってしまうようなケースがみられます。濃くて美味しい味付けになれている人ほど、薄味の療法食には抵抗感を抱くものです。そこで、無理なく薄味の食生活を続けるための、おすすめの方法を紹介します。

  • ■塩分・糖分オフ(カット)の調味料や食品を使う

    しょうゆ、ソース、甘味料などといった調味料の中には、塩分や糖分をオフもしくはカットしたものが販売されています。同じ「大さじ1杯」でも、普通の濃さのしょうゆと減塩しょうゆでは塩分の摂取量が異なりますし、糖分についても同様です。

    糖分を含む食品や製品には、「糖質○%オフ」と数字で分かりやすく表示されているものもあります。日本酒などのお酒にも、糖質をカットしたものが販売されています。これらのアイテムをうまく食事に取り入れていけば、トータルでの塩分・糖分の摂取量が抑えられ、毎日の健康管理と血液の質の改善に役立ちます。

  • ■減塩・減糖すれば主食も減らしていける

    濃い味付けのおかずはご飯やパンによく合います。副食の味が濃いほどに主食が食べたくなる可能性もありますので、できるだけ減塩・減糖を心がけていきましょう。味付けの薄い副食であれば、主食とは別に「しっかり味わって食べよう」という気持ちになりますので、主食の摂取量も抑えることができます。

  • ■「ゼロ」商品の使いすぎや摂りすぎに注意

    いわゆる「カロリーゼロ」「糖質ゼロ」など、ゼロの付く商品や製品については、多用することで効果が薄れてしまうため注意が必要です。ゼロといっても厳密にはゼロではなく、しっかりと甘味料が含まれているものもあります(炭酸飲料など)。それらを日常的に口にしていると、結果として糖質の摂りすぎを招くおそれもあります。

  • ■食べすぎや盛りすぎに要注意

    糖尿病の療法食では、メニューを考える際に味付けやカロリーを意識しなければなりません。しかしそれだけではなく、トータルで食べる「量」についても注意が必要です。塩分を減らしたメニューでも、普段より多めに食べれば塩分の摂取量は増えてしまいます。量を食べ過ぎると、体に入る塩分や糖分の量も相対的に増えてしまいますので、療法食だからといって安心して食べすぎないように注意が必要です。

  • ■宅配サービスの活用で賢く減塩・減糖

    「自分で減塩や減糖をするのに抵抗がある、またはメニューを考えるのが大変」という場合、糖尿病の方のために考えられた「宅配食」を利用するという方法があります。宅配食は、利用者の健康状態やニーズなどに合わせて、管理栄養士など栄養のプロが献立を考案し、レシピに沿って味付けがされています。

    自分で調味をする手間がかからず、さらに自動的に宅配もしてもらえますので、食事を作る暇がない時や、体調がすぐれず料理ができない場合に心強い味方となってくれます。

ページの先頭へ